求人応募率向上コラム

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 2022.10.31

企業側の目線でみる無期雇用派遣

最近よく耳にする「無期雇用派遣」。
今回は、この無期雇用派遣について企業側から見たメリットデメリットのお話をします。
 

無期雇用派遣とは

無期雇用派遣とは、派遣会社と期限のない雇用契約(無期雇用契約)を結ぶ雇用形態のことをいいます。
 

2013年施行の改正労働契約法により、同一の企業との間で期限のある雇用契約(有期雇用契約)が更新されて通算5年を超えたとき、労働者からの申し込みにより無期雇用契約に転換されるというルールができました。
 

無期雇用派遣で就業すると、たとえ現派遣先でのお仕事が終了となった場合でも雇用契約は持続されるため、派遣労働者にとっては「契約の切れ目がなく働ける」という点においてメリットがあり、近年、この雇用形態が増えています。
 

では、受け入れる企業側から見るメリットデメリットはどういうものがあるのでしょうか?
 

企業側からみるメリット

派遣期間の制限を受けない

これまで同じ派遣社員が同じ派遣先の同じ部署で就業できる期間は上限3年まで、といういわゆる「人で3年ルール」というものがありました。
無期雇用派遣の方はこのルールが適用されないので、3年を超えても勤務してもらうことができます。
期間の制限がなく派遣社員としてきてもらえるので、長期にわたって安定し業務を任せることができます。
 

優秀な人材が派遣される

無期雇用派遣として雇う側の派遣会社が派遣スタッフと無期雇用派遣として契約を結ぶ際には、採用試験や有期雇用時の派遣社員としての評判など、一定の採用基準を設けています。
誰でも無期雇用派遣として働けるわけではありません。
 

したがって、無期雇用派遣として就業するスタッフは他社での評価が高い、優秀なスタッフである可能性が高くなります。
 

企業側からみるデメリット

派遣料金が高くなる場合がある
 
前述の通り、派遣会社は無期雇用派遣で就業するスタッフには、仕事のない期間にも給与を支給する必要があります。
また、有期派遣社員にはない昇給制度や賞与制度が設けられていることもあります。
そのため、派遣料金が有期派遣社員に比べ、少し高くなる傾向があります。

 
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