2022.07.18
派遣の求人が増える時期はいつ?
【求人数が多くなるのは、3月・7月・9月】
新卒社員の入社時期は、ほぼ4月に限定されていますが、派遣の場合は自分が働きたいときにお仕事をスタートできるメリットがあります。
とはいえ、これから派遣に登録してお仕事を探そうという人も、ブランクのないように次の派遣先を探したいという人も、
派遣の求人が多い時期があるのなら、そのタイミングをねらって動きたいですよね。
派遣のお仕事は年間を通じてありますが、3月・7月・9月に求人数が多くなる傾向があります。
その理由を説明します。
《3月》
多くの企業は4月から新年度が始まります。正社員の退職や異動、新入社員の配属状況などを踏まえ、
新年度の体制づくりのため、3月をピークとして派遣の人材募集が活発になります。
働く側にとっても、「子どもが小学校に入学する」などライフステージの変化の区切りの時期にあたるので、4月スタートはひとつの目安になるのではないでしょうか。
《7月》
まさにこれからのシーズンです。
この時期に派遣の求人数が増える理由は、ボーナスをもらった後に退職する社員が少なくないからです。
店頭や街頭でイベントやキャンペーンが行われることが増える季節でもあるので、短期の案件も発生します。
《9月》
9月は企業にとっては上半期のシメの時期で、10月からの下半期の人事異動や体制の変更に伴って派遣求人が増加します。
また次の4月のタイミングで正社員として採用することを見越して、紹介予定派遣の求人が増加する時期でもあります。
これらはあくまでも一般的な傾向ですが、ちょっと意識しておくと、いい仕事に出会える確率がアップします。
【業界ごとの繁忙期も】
業界によっては、繁忙期に合わせて求人が活発になることがあります。
たとえば、旅行・レジャー業界であればゴールデンウイークやお盆休み、年末年始が繁忙期になります。
不動産業界なら、人々の就職や異動、進学などに合わせて12月~3月が繁忙期になります。
あらかじめ「この業界で働きたい」という希望があれば、繁忙期に合わせてお仕事を探しましょう。
【お仕事は今が探しどきです!】
これから照準を合わせるなら、求人が増える7月がねらい目です。
派遣会社とこまめに連絡を取ったり、求人サイトを検索するなどして、応募のチャンスを逃さないようにしましょう。
派遣は人材ニーズが発生するとリアルタイムに募集が行われるので、早くから動き始めても希望に合ったお仕事の募集が出ていないこともあります。
あまりに早いタイミングでお仕事を探してしまったために、「もう少し待てば、もっといい仕事があったのに…」なんてことがあるかも。タイミングを意識して、実りあるお仕事探しを実践しましょう。