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 2022.09.12

疎結合のすすめ(その1)

今回は疎結合でシステムを作成するメリットについて考察します。
システムを作る場合従来までのシステム(特にシステム会社に依頼した場合)ではシステムに関わるあらゆる部分を1つにまとめて制作することが一般的でした。
絵にすると以下のような形となります。

この方式ですとシステムと帳票が密接に関連しており、1項目でも変更しようとする場合システムの改修が必要となります。
ユーザ側で帳票を変更する環境がない場合、1項目の変更であってもシステム制作側に依頼するしか方法がなくこの方式が一般的でした。
しかし昨今DXやセルフBIといったものが一般的になりつつあり、元データさえあればユーザ側で分析帳票を作成することが可能となりました。
この現状を踏まえシステム側からは分析ツール用のデータを定期的に出力し、帳票はユーザ側で用意した分析ツールで出力を行う疎結合型のシステムが一般的になりつつあります。

疎結合型システムのメリットとしては
1.変更に強い
  システム側は出力する項目を追加するだけでよいので帳票を改造するよりも簡易な修正で完了します。
2.ユーザ側で自由に作成が可能
  出力されたデータを活用する限りにおいてユーザは自由に分析帳票を制作することができます。
今後システムを制作する上では疎結合でできる部分は疎結合で制作するという前提での開発がよいかと思います。

 

弊社ではシステム制作のサポートも行っています。

ぜひお問い合わせください。

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